会長の時間
【2012-2013】
第2294回 例会
日時:2012/07/18
場所:ホテル白菊
会長:田中俊一
かって経験したことのないような雨が降りました。竹田、日田、あるいは熊本、北部九州の被災をされた方々に心よりお見舞い申し上げます。テレビで見ただけなのですがまるで東北地震の爪痕を見てるようでした。歳をとって家をなくされたり、床下浸水で泥をかぶった家を見ると本当にこれからどうするのだろうと思います。私も最近は農業をしている関係で天気予報は毎日気にしています。しかし天気はどうしようもないと最近分かりました。テルテル坊主を作ろうと、神様にお祈りしようと天気はいかんともしがたいのです。だから天気を神様に祈ることはやめました。運が悪かったとも思いませんし、自分が雨男だとも思いません。天気はどうしようもないことです。あるがままに受け入れるそれが天気なのですが、天気に左右される仕事をしている人や、被害を受けた人のことを考えるとそういうことを言うのは不謹慎ですね。
最近の天気は子供のころに感じていた季節感とは随分違う気がします。九州といえば台風の通り道だったのですが、最近はそれることのほうが多い気がします。最高気温も最近は埼玉県のほうに負けています。梅雨明けも今年は九州は日本で最後になりました。よく考えると季節だけではないです。信じていたもの、絶対と思っていたものが次々と変わっていきます。
ある時期まで1ドルは360円と決まっていたし。歯は横に磨くと思いこんでいました。ロータリーでも四大奉仕が5大奉仕に変わったり、増強が最大テーマになったり、何を信じていったらいいのだろう。と思うことがあります。その時に一番信じるべきは自分だと思います。いろんな意見を聞いてそして判断をするのは自分の信念です。付和雷同を許さない自分のぶれない気持ちだと思います。
かって経験したことのないような雨と表現した気象庁の決断は説得力がありすばらしいとおもったのですが、来年このような雨の予報を出すときはなんというのだろうとちょっと気になりました。来年も<かって経験したことのないような雨>とは言えないでしょから。