俳句愛好会
2月句会
場 所:レフトアローン
日 時:2012/02/23 19:00~
今月の季題:二月 まんさく
参加者数:8名
選考作品数:24作品
▼次回予定▼
3月22日(木)19:00~ 季題 「桜 ・ 春の水」
季題:
句会模様
今月は、松原さんが特選でした。おめでとうございます。
季語の、まんさくの花の開花時期は、1月下旬~ 3月下旬頃で春に他の花に先駆けて咲くので 「まず咲く花」ということでだんだんと 「まんさく」になったそうです。
また、花がたくさんつくので「豊年満作」から命名された説もあるそうです。
今月から新入会員として堀さんが参加してくれました。堀さんは明星の先生です。
今月も、メンバーから差し入れがあり、河野さんからは手作りの色鮮やかな干し柿、扇山さんから娘さんが焼いてくださったかわいいパンをいただきました。おいしかったですねえ。来月も期待しています。
先日宮城県仙台市に仕事で行った時に懇親会で、偶然、「まんさくの花」という山形県のお酒(純米酒)が用意されていました。とても飲みやすくておいしかったです。九州には、売っていないのでしょうか。
やっと3月ですね早く暖かくなってほしいものです。
3月4日(日)に大宰府天満宮で毎年恒例の「曲水の宴」が催されます。知り合いが参加しますが、十二単を着て杯が流れて来るまでに和歌を書かなければいけないのでとても緊張しているそうです。我々も一度は参加してみたいですねえ。
来月の句会は、3月22日(木)で季題は「桜」と「春の水」です。
今月の特選句
句会月日 2月23日 季題、「二月」・「まんさく」
特選句
如月に 零るる日々の 早きかな 作者:松原
今月の準特選句
二ン月や 源氏絵巻図 あけて置く 河野
碩田に 浅き季便り 二月雨 谷本
別離来て 温もり恋し 二月かな 堀
二ン月や 谷間の奥にも 谷見へて 山本
黒ずんだ 川面に朝日 如月か 木原
父植えし まんさく眺め 独り言 加藤
万作や 満を持してる トラクター 田中
その他の句
万作に 恙なきやと 尋ねてみる 松原
春浅し 神経痛と 散歩かな 松原
耳とほく 嫗おびえる 春の雷 河野
まんさくや 芝あおゝと トリニータ 河野
歳積んで まんさくの垣 家主病む 谷本
味わいは 人それぞれに 二月梅 谷本
振り向けば 君の香する 万作咲く 堀
泉都出て 君恋降るに 二月なり 堀
万作を 一枝挿して 茶室かな 山本
竹林に 道曲がりゆく 春日かな 山本
庭先の 雫が光る マンサク花 木原
政権を 二月に懸ける 消費税 木原
如月や 境内素通り マスク顔 加藤
如月に パジャマの休日 今日もまた 加藤
おかっぱの 少女も遠く 二月かな 田中
湯煙も 手招きしてる 二月かな 田中