会長の時間
【2011-2012】
第2273回 例会
日時:2012/02/15
場所:ホテル白菊
会長:三笠 日朗
APU FIRSTを通して「母国と日本の架け橋になって貰いたい」
私共、当クラブは、国際奉仕委員会を通して2009年秋からAPUのFIRSTプログラムを支援させて戴いて、3年目となりました。 又これまでに56名の国際学生の皆さんが九州の各地を訪問されました。当クラブのロータアクト(会長:中島隆一さん APU2回生)でもAPUの10名の学生さんにメンバーとして、大変活躍して戴いております。ロータリアンとしてもAPUから、セリック会員、パルド会員2名の先生方が所属されており、今後とも国際奉仕活動の強固な基盤として、APUと連携して当クラブの更なる国際化への原動力としたい、と考えております。
◆ 事前授業では、学生同士の話し合い等でフィールドリサーチに必要な事を学ぶ事が出来るように、研修・授業が組み立てられており、秦先生の指導のもと日本に関するリサーチトピックスについて、熱心な議論が成されておりました。当クラブの会員5~6名が授業に直接参加し各県の事情や日本スタイルの旅館の良さ等多岐にわたりアドバイスしながら、日本語の練習にも協力させていただきました。
◆ 皆さんはFIRSTの体験を通して日本の言語・文化や社会・地域社会の住民の方々と交流し、日本人の行動の仕方や考え方に触れ日本の生活・日本語学習への意義を学び意欲を高められたことと思います。12月7日のプレゼンテーションにも審査員として参加しましたが、日本の関心のあるテーマについてアンケート調査した成果の発表内容から、皆さんの日本への理解が深まっていることに感心すると同時に皆さんの日本語の上達ぶりには目を見張るものがあり、日本語習得力に驚かされました。
◆ 私共ロータリーの使命として、他者に奉仕し、高潔性(仕事においても、人間関係においても、倫理と職業の観点から、常に高い基準を固く守っています)を推進し、事業主と専門職務主及び地域社会のリーダーとの間の親睦を通して、世界理解・親善・平和を推進しております。
◆ 皆さんにも、一回生でのFIRSTで日本の言語・文化・地域社会と交流する体験を出発点として、今後の大学生活や日本での体験を通して真の日本人の文化を学び身につけて頂いたことを是非とも活かしていただき、学業や日本での仕事を終えられて将来母国へ帰国してから母国と日本の架け橋となって多くの方々に伝えていただきたいと思います。国際理解と親善と平和を推進するための一翼を担って戴ければ、我々ロータリアンとして望外の喜びです。
以上で会長の時間を終わります。 ありがとうございました。