会長の時間
【2009-2010】
第2195回 例会
日時:2010/06/16
場所:ホテル白菊
会長:後藤 憲志
先週はロータリーバッチの件について話しましたが、少し話し足りなかったので、少し詳しくお話します。
1905年ロータリー誕生と共に徽章も生まれています。
「文明と運動」を象徴する、車輪の図柄です。
ロータリーは廻るもの(持ち回り)思想の伝達手段の馬車を結びつけて徽章としました。
その後、2番目3番目4番目と考案されましたが、1912年ドルースでの連合大会を開催するにあたり5番目のデザインが採択されました。
しかし、この歯車は技術的に不完全であり、このままでは動かないとの指摘があり、2入の技術者からなる委員会が任命され、技術的に正確に動く歯車が考案され、1920年正式に採用交付されました。
しかし、これにも違いが発見されました。みなさま、お分かりですか。
楔穴がありません。此れがなければ歯車は車軸から力を伝えることが出来ません。
かくして1926年に6つの輻と24の歯となる 「ロータリーの徽章」が完成されたわけです。
1993~94年のRI会長ロバートR、バース氏は国際協議会で次のように述べています。
ロータリアンが徽章を着けているときは、次のことを意味している。
①あなたは私を信用して頂いて結構です。私は信用に値する者です。
②私は用意が出来ています。いつでもあなたの為に奉仕できます。
③私は受ける以上のものを貴方に与えます。私は人の為に奉仕します。
この言葉を噛み締めながら、1年の卓話の締めくくりと致したいと思います。