会長の時間
【2007-2008】
第2096回 例会
日時:2008/04/23
場所:ホテル白菊
会長:山本 恒雄
今朝もソフトボールの練習がありました。
私の64歳の体も少しづつ動き始めました。
そして、誰かが言っていましたが、本当に気持ちの良い季節がやって来ました。
一年の中であまり多くはないこの季節を楽しみましょう。
そこで一句。
草餅に緑の影の仄とあり 桃潤
最近の若者による事件は、私から見ると他人を巻き添えにした自殺のように感じていました。
一昨日の自衛官の起こした事件の際、正しく本人の口からその事が言われました。「誰でもよいから殺して死刑になりたかった」と。
日本という国が、かって言われた総中流意識、すなわち国民の90パーセントの人が自分の家庭は中流と思っていた時代から二極化、勝ち組と負け組みに分かれてしまったことも多いに関係しているように思います。
激烈な競争社会にになって国際社会で戦わなくてはならなくなったのです。
明治、大正、昭和の初期に、日本を訪れた外国人は美しい風景とともに優しい日本人に癒されたのです。
今、私達日本人はそれを東南アジアの国に求めているようです。
今後の日本の真の発展を考えたとき、経済と精神のバランスを考えざるをえないと思います。
他人を慮る気持ちが求められているのです。
冒頭に申したように、若者が自分の生きて行く場所が見つかるような社会でないといけません。
そこら辺に日本のロータリーの働く場所があるのではと考えています。