会長の時間
【2007-2008】
第2069回 例会
日時:2007/10/03
場所:ホテル白菊
会長:山本 恒雄
今月は職業奉仕月間です。
1905年シカゴ、アメリカのビジネス界は、(ビジネスはビジネス)(買い主が注意せよ)(仁義なき競争)(他人にやられる前にやる)(大衆は地獄に落ちろ)というような考え方が主流でした。
自動車も殆どなく、所得税、女性の参政権はない時代です。
そうした時代のシカゴに、友情とビジネスを結びつけ、それによってビジネスも栄え、友情も深めることができるのではないかというアイデアを持った一人の男が現れました。
それがロ一タリーの誕生です。
最初からロータリーの職業面を非常に真剣に考えていました。
昨年のロータリーの友10月号に、(私にとっての職業奉仕の記事)に多くのロータリアンの文が載っています。
その中の一つ、(近江商人の理念と職業奉仕)、があります。
近江商人の理念は売り手よし,買い手よし、世間よしという三方よしです。
これを言い換えれぼ自分よし、相手よし、社会よし、ということになります。
これを、ロータリーでは職業奉仕と言っているのではないでしょうか。
今の日本、残念ながら売り手よし。
すなわち白分よしだけが前に出てしまっているなあ、と思います。
こういった考え方の会社はいつの時代でも生き残れるし、ロータリーの思想にも適っているわけです。
ところで、私の医院が入っている流川のマルショクが、この5日から改装オープンしますが、昨日店長さんとの話しの中で、イズミも来るし、山の手にも商業施設ができる、1番にならないと生き残れない、2、3番では何時も撤退を考えないとならない
といっていたのが印象的でした。
理想とは別に、この別府にも大競争時代が来ているのです。