会長の時間

【2024-2025】

第2772回 例会

日時：2025/02/19

場所：ホテル別府パストラル

会長：大附嘉孝

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会長の時間です。

まずは今月のロータリーの友より

今から四半世紀も前。紆余曲折のわが人生でも、記憶から消してしまいたいほど忌まわしい経験をしました。

しばらくPTSDの原因となっていたのも事実です。

誌面には記せないその経験は、クラブ入会4年目に起こりました。これを機に、半年以上にわたり例会を欠席。

先輩同輩ロータリアンに合わせる顔がない、との思いからでした。もうロータリーを辞めようと決心しました。

ただ、４年間と短期間でしたが、楽しい思い出をたくさんくれたクラブです。せめて、別れのあいさつだけはして辞めようと意を決し、例会日に重い足を運び、会場のドアの前に立ちました。でもドアを開ければ、そこには眉を顰め、何しに来た！という会員の顔・・・・・それしか想像できませんでした。ためらいつつ私は勇気を振り絞り、重く重く感じた扉を、とうとう開けました。

「よく来た。ああ、ほんとに良かった」「久しぶり。元気そうで何より」「ほら、早く入って」。想像とは真逆。

たくさんの笑顔が出迎えてくれました。大歓迎モードで満面の笑みあふれるロータリアンの姿が、そこに広がっていたのでした。

想像をはるかに超えた光景は、私の涙腺を崩壊させました。うれし涙もこんなに出るのかと驚いた記憶があります。ロータリーの仲間は私を信じ、待ち続けてくれた。

以来、自分にできる限り、社会貢献できることは惜しみなく力を尽くそうと決意し、ロータリーの世界が再び回り始めました。そして私はガバナーになり、昨年11月には公式訪問も無事完遂。終えた瞬間「あの日、例会場の扉を開けたから今の自分がある」と感慨を新たにしました。

第2520地区、佐藤剛ガバナーのロータリー・モメントに寄せられた記事です。

私も別府北ロータリーに入会して20年。この間、何度か辞めようと思った事があります。でも、その度に私も先輩、同輩ロータリアンのあたたかい言葉や笑顔に助けられ、支えられて今日こうしてクラブの会長までさえていただけました。そんな経験は私以外にも多くの会員さんが経験されていると思います。

今日はこの後、芦刈会員増強委員長による「会員増強フォーラム」を予定しております。会員増強は会員拡大と退会防止、この両方が大切です。この後「会員増強フォーラム」宜しくお願い致します。以上で会長の時間を終わります。