俳句愛好会

9月句会

場 所:レフトアローン

日 時:2017/09/28 19:00~

今月の季題:月光 きぬかつぎ

参加者数:6名

選考作品数:18作品


▼次回予定▼

10月12日

季題:萩 林檎


ありえないことが起こりました。今月も私が特選で5か月連続です。まさかまさかのことです。皆さん申し訳ありません。これは宮崎の青島マラソンに参加して宿泊した超高層ホテルから南方に月の道が走っているのを見た時の感動を覚えていたのでこの句が出来ました。

月といえばお酒ですね。木原さんの作品「三日月を連れてくぐるや縄暖簾」を詠むと割烹着の女将がいる居酒屋に行きたくなります。そこできぬかつぎが出ると最高ですね。10月4日は中秋の名月です。晴れたらいいですね。

今月の特選句

南方にさ迷う兵に月の道             加藤

今月の準特選句

月さして何もかもみな止まりけり         松原

その他の句

峰々も一つとなりし居待月             田中

夕暮れて紺青の空二日月             田中

月光や生きた歳月はたと止み           谷本 
   
衣かつぎひとくちほどの笑いかな         松原

衣被ぎ遠い夕餉の父と母              谷本

三日月を連れてくぐるや縄暖簾          木原

月光のあふるるを受く明日は晴れ        中村

箸置きの箸動かずに衣被             中村

きぬかつぎ竹串要らぬ地獄蒸し         加藤

きぬかつぎお忍び議員恋の果て         加藤

君の住むとなりの町も十三夜          田中

塩加減今も忘れず衣被ぎ            谷本

縁側の母の面影衣被               木原

衣被九谷の鉢に段々に              中村

砂浜のデートカップル月浴びる          木原

月光に積もりて甕の覗き色            松原







  

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