俳句愛好会

8月句会

場 所:レフトアローン

日 時:2017/08/24 19:00~

今月の季題:行く夏  南瓜

参加者数:6名

選考作品数:18作品


▼次回予定▼

9月28日(木)

季題:月光  衣被(きぬかつぎ)


何ということでしょう。5月から4ヶ月連続特選をもらいました。ひょっとして句会始まって以来の記録では? 実は南瓜は、つい最近も実家からもらって私が料理しましたからとても身近だったのです。

生活そのものでした。こんな句で特選取ったから皆さんの面白くない感じが読み取れました。しかし来月も頑張ろうかな。松原さんは準特選を独占ですね。

今月の特選句

鍋蓋の閉まらぬ程の南瓜煮る      加藤

今月の準特選句

重力の果実の如し南瓜かな       松原

行く夏も見送るだけとなりしかな    松原 

その他の句

この頃は母に代わりて南瓜切る     加藤  

また何か忘れものして夏過ぎる     谷本 
 
昼の海は星の寝床や夏終わる     中村

行く夏や追えなくなりし雲のあと    松原

糸を引く海の底から夏は行く      木原

幾山河思い果てなむ夏終わる      田中

二つ三つ実をつけ南瓜木に登る     田中  

包丁の背の痕つけて南瓜切る      中村

跡始末ついたつもりの夏が逝く     木原 

渡り来たそもそも偲び南瓜食う     谷本

夏に礼球児見送る名残り雲       谷本

庭菜園カボチャ蔓延る脇小道     木原

妣の声栗は好きだが南瓜はね    中村 

夏の果て利尻は右手免停に      田中

今宮と誓いし明豊夏終わる      加藤 







  

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